女性エンジニアの仕事と子育て。エンジニアを続ける方法。

女性として

こんにちは、子育て中の主婦エンジニアです。

女性のみなさん、子育て中の働き方って本当に悩みますよね。

子どもが一番だけど、キャリアは捨てたくない。一度離れたらもう戻れないだろう。でも今の生活は正直しんどい・・・。

今日は、結婚前から残業バリバリのSEをしていた私が、結婚から出産妊娠、そして今に至るまでどうやってエンジニアを続けてきたか、お話したいと思います。

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momo

知識ゼロから正社員→派遣→フリーランスになった関西出身の40代女ITエンジニア。エンジニアの世界を女性視点で本音で語ります。関西弁がちょっと強め。

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結婚前:残業で朝帰りのSE正社員

大学を出てすぐ23才から正社員SEとして働いた私。

大学は数学専攻だったのでパソコンはほぼ触ったことがありませんでした。「Mathマティカ?」という名前だっとような、、、確かそんな授業があったぐらいで、その時もパソコンは苦手というか嫌いな方でした。

でも、4回生で就職活動を始めたときに、SEをやっているOBの演説を聞いて、すっかりSEに憧れてしまい、数学も活かせるだろうということで(論理的思考があります!とかうたい文句にしてた(;^_^A)、SEを目指すことに。

口だけは達者だったからか大手のSIerに内定をもらいまして。

知識ゼロのSEが誕生したわけです(笑)

入社してすぐjavaとかC#とか勉強させてもらい(あの頃は、させられてた感(-_-;))、資格を取ったり、いろんな案件に参画させてもらたり、SEとしてめきめきと成長していきました。

SEとしてそれなりのポジションも任せられ、あるプロジェクトでのPMを任せられたり。

でも、あの時代ってブラックでした、本当に。あの頃は、みんな残業が当たり前で。

日付が変わる前に帰れたらラッキー。翌朝にタクシーで帰って、シャワーだけして2時間後にまた出社。

ITの世界は、女も男も関係ない。昼も夜も関係ない。

だからこそ、やりがいがある。

でも、私、このままで大丈夫か??

そんな毎日を過ごしていました。

そして、28歳のときに結婚。

妊活:正社員を辞める

結婚しても仕事内容は変わらないので、毎日ただヘトヘトになって帰って寝る、という生活でした。

でも結婚して2年たち、なかなか子どもができないことに気づき、

ちょうど仕事にも自信がなくなってきていて(その頃、仕事が嫌いでした。いまだに用語とか意味分からんし、後輩の育成も大変だし、、、とか色々)、

そして、正社員6年目、会社を辞めることにしました。

今思えば、子どもができないことは言い訳だったのかもしれません。

ある日突然、何の予定もないゆったりした毎日を過ごす生活に変わったわけです。

しかも、妊活といっても特に治療に通っていたたわけでもなく、本当にただダラダラと過ごすだけ。

出産:無職の5年間

SEを辞めてからすぐ妊娠できて、でも流産。

でもそのあとまた妊娠して、2人の子供を産むことができました。

正直、家事が苦手なうえに、子どもも病気がちだったので、毎日ヘトヘト。

あっという間に5年間が過ぎました。

この間、パソコンには一切触っていませんでした。

SEなんて記憶の彼方へいってしまっていた・・・そんな気がします。

保育園:派遣社員として社会復帰

子どもは3歳に。

このころ、ニュースで誰かの肩書「●●会社の営業マンXXさん」とかを見るたびに、私って肩書がないんだな。。。と落ち込むようになっていました。

近所のママ友ともあんまり上手くいかないことが多くなり、働きに行こうかな、と考えるように。

ちょうど近くに大手企業がたくさんある立地でして、SEとしては自信がないけど、マクロろかエクセルとかの事務だったらできるかも、と思い、仕事を探すことに。

派遣会社に登録して、近くの企業での仕事が決まりました。

家から自転車で15分で行けて、9時5時の派遣のお仕事。スクリプト程度のプログラミングや、実験の結果をエクセルにまとめてマクロなどで分析するという内容でした。

うん、これならできそう!

そして、子どもの預け先を探す。近所に保育園があり待機児童もなかったので、運よくすっと入ることができたんです。

こうして、ブランク5年のエンジニアが社会復帰することになりました。

小学校:派遣社員、残業が増えて家庭に影響が

5年ぶりの社会復帰は、本当にどっきどきでした。特に初日は心臓が破裂するかと思いました。

でも、やっぱり仕事は楽しかった。

社会に属している自分も嬉しかったし、やっと自分が認められた気がしました。

徐々に人間関係も広がり、仕事も認めてもらうようになり、そんなとき、上司からお声がかかったのです。

「もともとSEやってたんですよね?お願いがありまして。社内に新しくRPAを導入しよと思っています。お任せしてもいいですか?」

あんなに嫌いだったSEという仕事が、今5年の時を経て、またやり直すチャンスが巡ってきたのです。

やっぱり、頑張って何かを続けていれば、絶対にいつか認めてもらえる!!

そうしてRPAプロジェクトを始めることになったのです。

でも、RPAって何?という完全未経験レベルだったので、必死で勉強しないといけませんでした。

そして、RPAの業務選定から開発、そして運用まで、自分1人でできるようになったころ、家庭にひづみが出てくるようになりました。

18時までの仕事だったのに、ほぼ残業。で何とか途中で切り上げて19時30分くらいに帰宅。そこから子どもを迎えにいって晩御飯、お風呂、寝かしつけ。

はっきり言って、家はめちゃくちゃでした。

まだ二人目の授乳もしていたので、寝落ちして朝になり、朝風呂入って、また保育園。スーパーダッシュで出勤して、勤務中はバリバリのキャリアウーマン(きどり(-_-;))。

子どもが熱だしたら仕事を休み、申し訳ありませんでしたって謝って、その分残業でカバーして・・・。

仕事は楽しいけど、これって誰か幸せになってる??

そんな派遣生活を10年ほど続けていました。

中学校:コロナで在宅勤務を経験する

そんなころ、コロナが流行り、在宅勤務を始めて経験したのです。

最初はリビングでやっていたのですが、子どもの声がうるさかったり、ピンポンの音がうるさかったりで、自分専用の仕事場所を確保。(と言っても、旦那の共用の畳部屋)

そこで仕事をするうちに、在宅勤務のすばらしさに気づきました。

朝の身支度がいらない!
出勤時間がいらない!
残業してもすぐ家事ができる!
子どもに、いってらっしゃい、と、おかえり、が言える!
昼休憩に家事ができる!
オフィスカジュアルの服を買わなくていい!

いいことづくめ(^^♪

在宅勤務なら、仕事も子育ても、両方やれる!

そう確信したのです。

高校生:コロナが落ち着き在宅勤務が減る

しかし、コロナが落ち着いてきて、徐々に出社回数が増えてきまして。週2は出社しないといけなくなりました。

在宅を経験すると、出社がいかに大変かを思い知らされることに。

朝は戦場だし、残業すると夜ご飯が手抜きになってしまうし、、、

また元の生活に戻って余裕がなくなり、イライラして夫婦喧嘩も増えてきて・・・。

そんな時、ちょうど休日の多い月がありまして、派遣は時給制なので給料がめちゃくちゃ少ない月があったんです。当時は時給2000円ちょっともらっていましたが、なんかやる気が上がらないし。。。と思い始めていました。

あと、派遣ってやっぱり社員には負けてしまうんですよ。負けるというのが正しいかどうかあれですが、社員の指示が絶対というか。。。あと、遅刻ぐせのある社員になんか言われたら

もっとこうした方がいいのに、とか意見あるときもあって。(生意気-_-;))

それで思い始めたんです。

派遣やめてフリーランスとかどう?

フリーランスになって在宅の仕事だけ選べたら最高じゃない?

高校生:フリーランスとして独立

そうして、また次の仕事は決まっていないのに、思い切って派遣を辞め、独立へと向かいました。

いやぁ、なんか変な自身があったんですよね。

RPAは初めてまだ3年ぐらいだけど、それまでのSE歴としては10年ぐらいあるし、自分はコミュニケーション力もばっちりだし(うぬぼれ(-_-;))

でも、RPAで完全在宅(フルリモート)っていう条件では、案件数自体がめちゃくちゃ少なくて、仕事探しは1カ月もかかりました。

結論、フリーランス専門のエージェントに仕事を紹介してもらい、めでたくフリーランスになれたんです!

かくしてRPAエンジニアの誕生(^^)/

しかも在宅専門。

まとめ

在宅でお仕事して、子どもと余裕を持って接することもでき、しかも年収も2倍ぐらいアップして、

今、本当に幸せな生活を送っています。

私のように、女性は出産育児で仕事を辞めることが多いと思いますが、

でも、安心してください!大丈夫です!

どんな形でも仕事に少しでも関わっていれば、そこにチャンスが生まれます。

子育ては本当にしんどいけれど、何とか仕事をして、エンジニアもどきでもいいから何かして、子どもが少し大きくなったら、本格的にまたエンジニアになればいい。

未経験言語だって大丈夫、問題なし!

私だってRPAは始めたばかりだけど、独学猛勉強で独立できています。

さらに最近は、昔やっていたWEBの勉強も思い出しながら初めていたり、アフィリエイト収入もたくらんでいたり、色々初めています。

やる気さえあれば女性だってエンジニアを続けられる、それが現実です。

既にフリーランスで今の案件に不満がある人も、今からフリーランスを目指す人も、エージェントを利用すれば年収600万も夢じゃありません。
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