新しくなったUiPathオートメーション デベロッパー アソシエイト資格試験に合格したので、その体験談です。
合格までの道のり、そして勉強方など、まとめたので参考になると思います。
試験を受けた理由
まず受けた理由ですが、ずばり、技術力の証明になると思ったからです。
私のようなフリーランスは、いつ案件が終わるか分かりません。
長期案件と言っていても、現場の都合で突然終了したり、社員が配属された都合で、人数切りにあったり。。。
なので、そんな時にいつでも次の仕事を探せるように、と思って試験を受けました。
また、ちょうど試験が新しくなったときで半額で受験できたのが大きかったです。
この試験、日本語版だと21000円もするんですよね。高すぎ!
それが1万円ほどで受けれるということで、速攻チケットを買ってしまいました。
チケットと書きましたが正式には「バウチャー」と呼ばれているようです。
このバウチャーを買っておけば、その後3カ月以内に受験すればいいことになっています。
※この期間は、今回の半額で受けるための期間です。通常は違うようなので確認してくださいね。
3カ月あれば、仕事が終わってから、夜な夜な勉強すれば、何とか受かるかも?という感じでした。
試験を受けたときの技術力
私が試験を受けたのは、Uipath歴3年が経った頃です。
もう少し詳細にまとめますと、
Studioのレベル
AttendedRobotもUnAttendedRobotも、もう何十本と開発したことがあり、有名なアクティビティはだいたい触っている状況。
ただし、いまだにクラシックアクティビティの方が慣れていて、モダンアクティビティとなるとまだ慣れない部分もある。
PDF、OCR、Mialなど、試験範囲に含まれているパッケージは使うことが日常茶飯事。
オーケストレーターのレベル
毎日触っていて、クラシックフォルダーでもモダンフォルダーでも保守をしたことがある。
キューは業務では使ったことがなく独学で使用した程度だが、アセットは何度も使用したことがありイメージもついている。
その他、ユーザー追加やロボット追加、トリガー追加など、一通り自分1人で行えるレベル。
試験のための勉強法
自分のレベルをこう文字にすると、結構知識も技術力もあるように見えるかもしれませんが、試験範囲を見ると、未経験の範囲があったりしました。
• ビジネス知識
• プラットフォーム知識
• Studio インターフェース
• 変数と引数
• 制御フロー
• デバッグ
• 例外処理
• ログ
• UI Automation
• オブジェクト リポジトリ
• Excel の自動化
• Email の自動化
• PDF の自動化
• ファイルとフォルダーの操作
• データ操作
• バージョン管理システムの連携
• ライブラリとテンプレート
• Workflow Analyzer
• 実装メソドロジー
• RPA テスト
• Orchestrator
• Integration Service
試験範囲、広すぎ~(´;ω;`)ウゥゥ
やったことない分野がいくつもありました。たぶん皆さんも同じでは??「RPA テスト 」などはやったことなかったです。
「実装メソドロジー」って何??「Integration Service」って何??
よく分からない言葉もあり、かなり不安なスタートでした。
でも、アカデミーを何回も受講して、それでもよく分からないところはyoutubeを見たり、で、何とかなりました。
ポイントは実際に自分で手を動かすことです。
自分で体験しないと知識が定着しないので、しっかり手を動かした方がいいです。
例えばオーケストレーターに自信がなければ、クラウドの無料でオーケストレーターを使って、バンバン色々やってみてください。
モダンアクティビティについて
今回の試験の大きな変更点は、アクティビティがクラシックからモダンになったことだと思います。
私にはこれが大変で。
というのも、実はこのときはまだ業務であまりモダンを使ったことがなく、自分で独学でやっている程度でした。
でも、アカデミーを何回も繰り返せば大丈夫なので、慣れるまでしんどいですが、頑張ってください。
模擬試験(練習問題)
一通り勉強できたら、公式サイトに模擬試験があるので受けました。
模擬試験は無料で、何回でも受けれるので安心してください。
いつでも、夜中でも受けれます。
合格ラインは70%ですが、私は初回はなんと不合格(´;ω;`)ウゥゥ
7%足りていませんね。。。
問題は60問あり、そのうちの7%なので、4問ほど足りていません。
模擬試験は、最後に↑のようにまとめのページが表示されます。
そして、間違った問題だけが表示されます。
表示されるのは問題だけです。解答の選択肢や自分が選んだ解答、正解の解答など、解答については何も表示されません。
なので、自信のない問題は、できるだけメモを取って、あとでまとめて勉強しました。
正解を教えてくれない模擬試験って、ヒドイですよね。。。
でも、何度も繰り返すと、だんだん点数上がってきます。
私は合計4回も受けました。
最後には90%近くまで行きました。
私の考えでは、100%になるまで繰り返す必要はないと思います。
ただし、100%レベルまでしっかり内容を理解することは必要です。答えを覚えるのではなく、内容を覚えるようにしないとダメです。
何回も繰り返すと、だんだん答えだけを覚えがちになりますので、注意が必要です。
試験時間は足りるか
模擬試験では、あまり悩まずパッパと答えてしまっていたので、毎回30分程度で全問答えてしまっていました。
しかし、いざ本番。
緊張のあまりか、慎重になり過ぎたからか、見直しも含めて90分の時間ギリギリまで使いました。
まぁ、どんな試験でも同じですかね。
最後の1秒まであきらめず、考えぬく!
まとめ
アソシエイトの試験は、アカデミーの内容をしっかり身に着ければ合格すると感じました。
特に模擬試験を何回も受けることは、試験慣れに有効で、また、広範囲の内容をもれなく確認するのに役立ちました。
自分の弱い範囲を勉強することはつらいですが、、、ここを乗り越えれられれば合格できると思います。
試験を終えてみると、勉強したことが業務に活かせることもあり、すごく役に立っています。
合格でも不合格でも、勉強したことは無駄にはなりません(^^)/