何かの表を矢印キーを使って移動したいときがあります。
その時にまず思いつくのは「ホットキーを入力」や「キーボードショートカット」アクティビティですよね。「→」などのキーでで移動する方法です。
この方法、1つ移動するだけならいいのですが、10や20など大量に移動すると、めちゃくちゃ動きが遅いんです!
体感1秒ごとに移動するので、10も移動するとかなりストレスに・・・。
そんなときは「文字を入力」アクティビティを使います。そうすると、ダダダダダーって感じて高速に移動できるようになります(^^)/
では、詳しく見てみましょう。
UiPathで表を連続で高速に移動する方法
「キーボードショートカット」アクティビティを使うと遅い
普通は、「ホットキーを入力」や「キーボードショートカット」アクティビティを使うと思います。例えば、右に3つ移動したいとします。
右に3回、ポッ、ポッ、ポッ、っとゆっくり動きます。少しストレス。。。
「文字を入力」アクティビティで高速化
ところが、「文字を入力」アクティビティを使うと高速になります。
例えば、右に3つ移動したいとします。
入力する文字に、
[k(right)]
と書くと、右に1つ移動します。
今回は3つ移動したいので、これを3つ、つなげています
[k(right)][k(right)][k(right)]
kはキーボードのキーを表していて、rightは「→」キーのことです。
もし↓に移動したいなら、[k(down)]、
↑を押したいなら、[k(up)]、
です。
いざ実行。実行時間を比べてみる
さて、この2つの速度を比べてみることにします。
さっきの例では右に3回移動でしたが、今度は10回移動に変更。
では、開始!
終わってログを見ると、こんな結果に。
「キーボードショートカット」は6秒かかり、「文字を入力」は3秒でした。
「文字を入力」は時間が半分になりました。
まとめ
今回試した結果、差は3秒だけでした。
3秒だけ?と思うかもしれませんが、もし100回繰り返し実行となると、、、結構な差が出ますよね。
なので、こういう工夫って大切だと思います。
ぜひ、頭の片隅に入れておくといいかもしれません。