【Python】タプルとリストの違いと使い分けをわかりやすく解説!

Python

Pythonを学び始めると、よく出てくる「リスト」と「タプル」。

どちらも「複数の値をまとめて扱える」便利なデータ型ですが、初心者のうちはその違いに戸惑うことも多いはずです。

この記事では、Python初心者の方に向けて、リスト(list)とタプル(tuple)の違いと、それぞれの使い分け方を、やさしく・ていねいに解説します!

サイト運営者
momo

大阪在住の40代女性SE。現在は、子供2人を育てながら自宅でフリーランスとして働いています。主に業務効率化を請け負っており、最近は生成AIについても猛勉強中。

momoをフォローする
003_midworks_img_300x250

リスト(list)とは?

リストは、変更できる(ミュータブル)データの集まりです。

複数のデータを1つにまとめて、あとから中身を追加・変更・削除できます。

リストの書き方

fruits = ["りんご", "バナナ", "オレンジ"]

リストの特徴

  • 順番がある(インデックスでアクセス可能)
  • 要素の追加・削除ができる
  • 中身の変更ができる

リストの操作例

fruits.append("ぶどう")   # 追加
fruits[0] = "レモン"       # 変更
fruits.remove("バナナ")  # 削除
print(fruits)  # ["レモン", "オレンジ", "ぶどう"]

タプル(tuple)とは?

タプルは、変更できない(イミュータブル)データの集まりです。

一度作ったタプルの中身は、追加・変更・削除できません

タプルの書き方

fruits = ("りんご", "バナナ", "オレンジ")

タプルの特徴

  • 順番がある(インデックスでアクセス可能)
  • 要素の追加・削除・変更ができない
  • 処理速度がリストより高速な場合がある

タプルの操作例

print(fruits [1])  # バナナ
# fruits [1] = "ぶどう"  ← エラーになる
momo
momo

タプルは、一度セットした値をあとから変更することができないので、

固定値みたいな使い方ができます。

リストとタプルの違いまとめ

比較項目リスト(list)タプル(tuple)
変更可能か〇(可能)×(不可)
書き方[要素1, 要素2](要素1, 要素2)
要素の追加/削除〇(可能)×(不可)
処理速度やや遅いやや速い
用途可変データ用固定データ用

どっちを使えばいい?使い分けのポイント

初心者が迷いやすい「リストとタプルの使い分け」。以下のように考えるとシンプルです!

リストを使うべき場面

  • 後から中身を変更する可能性がある
  • データの追加・削除を行いたい
  • 順番が重要で並び替えたい

タプルを使うべき場面

  • 中身を絶対に変えない(変わってほしくない)
  • 辞書のキーにしたい
  • 処理速度を重視したい(ただし差はわずか)

まとめ

Pythonのリストとタプルは、見た目が似ているけど役割が違います。

  • リストは“あとから変える前提”のデータ
  • タプルは“一度決めたらそのまま”のデータ

この基本をおさえておけば、エラーも減って、コードがグッと読みやすくなります。

私も利用しているフリーランス向けエージェント。1年目から年収600万を実現し、毎年報酬アップしています。
難しい契約や交渉は完全にお任せできるので安心。
登録も面談も完全無料なので、自分の市場価値や将来性を確認するだけでも価値ありです。

Python
momoをフォローする
タイトルとURLをコピーしました